包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

2013-01-01から1年間の記事一覧

松「白雪姫」

松って色んな種類があるんですよね。 前回も松ネタでしたが今回も。 お正月くらいですから。こんなに色んな松を見れるのは(^^;) 普段も無い訳ではないのですが、切り枝では需要が少ないので注文をしない限りお目にかかれるシロモノではないです。 今日の松は…

松の魅力

世の中の皆様がクリスマスを謳歌している今、我々はお正月準備に突入しております。 気になるのがやはり「松」。 これがなくてはお正月は語れません。 松は派手に花を咲かせる事もなく、緑のチクチクする葉をつけているだけ。 昔はそう思っていたのですが、…

キャンドルとクリスマス装花

LEDなどのイルミネーションもステキですけど、やはり温かみのあるキャンドルの灯りって良いですよね。 特にクリスマスはキャンドルを使うと気分も雰囲気も盛り上がります。 同じキャンドルでも、キャンドルホルダーによって灯りのもれ方が大きく変わるのはご…

大人の花束

私が花を束ねる時や活ける時に大切にしている事は雰囲気作り。 中でも大人の雰囲気が一番好きです。 大人だからと言ってやみくもにトーンが暗めな花を集めるだけではなく、静けさと華やかさが共存した花こそ酸いも甘いも噛み分けた大人の方にピッタリだと思…

フレッシュのコニファー(針葉樹)を使ったクリスマスリース。

12月24日25日とクリスマス本番の頃、よく「あれ?まだクリスマスって終わってなかったっけ?」などと錯覚を起こすのは、花業界に携わるようになってから。 でも、25日が終わるとクリスマス装飾は撤去し、お正月飾りに変えなくてはならないので一応日にちは意…

バラ「ピスカップ」

ずっと深〜い色の花が続きましたので、今日はレモンイエローの爽やかなバラで。 もう多くを語る必要のない、見たままのキュートな容姿。 スプレータイプ(1本から枝分かれして複数の花をつけるタイプ)の中では花の大きさにボリュームがあります。 こういっ…

高貴なバラ

ロマンチックな深い色が恋しい季節になってきました。 深い色のバラを見ると俄然テンションがあがってしまう私。 ・・・で、目に飛び込んできたのがこのバラ「ロワイヤル」。 「ロワイヤル」はその名の通り、気品の高さ漂うバラです。 ビロードのような輝き…

そしてまたマム(菊)三種。

連続で菊のお話になってしまいました。 前回の「アナスタシア」と「シャムロック」と一緒にアップしようと思っていたのですが、マニアックなネタだけでボリューム満点になってしまったので分ける事にしたという・・・(^^;) こちらはポンポン咲きの中ではφ約8…

アナスタシアとシャムロック

はい。また菊です(^^;) このブログで何度も書いていますが、「菊」と聞いて引いてしまう方が多く、そんなかわいそうな菊の名誉挽回をしたいので「また」書いてます。 今日はマニアックな話かもしれませんのであしからず(笑) 右の写真。 仲卸さんに「シャムロ…

紅葉の楽しみ方

過ごしやすい・・・を通り越してちょっと肌寒いと思う日も多くなりました。 山間部などはもっと寒いんでしょうねぇ(@_@) 今年は秋が短いかも?などと言われていますね。 今のうち、今しか楽しめない秋を堪能しておきたいものです。 秋はコレ無くしては語れな…

バラ「スィートオールド」

市場でたくさんのバラが並んでいるのに、つい吸い寄せられてしまうものがあります。 形。 コロンとしたタイプ。 色。 茶色をはじめ好きな色はたくさんあるけれど、やはり白がなくては語れない。 でも純白よりオフホワイト派。 純白は美しいけれど、なんとな…

写真失敗が続出

なぜダリア「黒蝶」(コクチョウ)の事を今まで書かなかったのでしょう? 包kurumiの中では、かなり定番化している花なのに。 それはですね。 写真撮影に失敗し続けたからなんです(^^;)(右の写真なんて、色は違うしピンボケ。) と言うのも、その名の通り「…

危機一髪

「花屋である」という事で「植物を枯らすはずがない」と思われます。 いえいえ。 自慢じゃないけれど、私だって枯らします!←キッパリ。 今回は事もあろうに、丈夫過ぎて笑ってしまうくらいの「アガベ」という植物をこんな姿にしてしまいました(^^;) 本来肉…

幸せな香りとアレンジと。

何の花かわかりますか? 「シソ?」 と思った方、うーん惜しい! ・・・コレ、バジルなんです。 惜しい!と言ったのは、バジルって言うと洋風な印象を受けますが、実はバジルもシソの仲間だからです。 葉は違うのですが、花を見るとお刺身に添えられているあ…

好きな花は何ですか?

残念ながら「好きな花は何ですか?」と聞いて「カーネーションです♡」なんて堂々と答える人にお会いしたことがありません。 カーネーションの場合、母の日のイメージが強く、赤か白、せいぜいピンクしかないと思われているところがあります。 昔からある花。…

風邪とワレモコウとRSR

すっかり秋らしくなりました。 うっかり夏感覚で出かけたり寝たりした結果、喉がイタイ(T_T) 滅多に体調を崩さない私。 カゼをひくと思い出す言葉が「鬼の霍乱」・・・ ん?私? コンビニでのど飴コーナーに行くとトローチが売っていました。 今はコンビニで…

バラ「エレガントドレス」

またステキなバラに出会ってしまいました。 と言っても写真は傷のあるもので、お客様に使う事ができずに避けたものなのですが・・・(^^;) 傷があるのでUPを躊躇しましたが、日が増すごとに美しさを増していくその姿に負けてUPします! 写真にもしっかり傷が…

オキシペタルム「ブライダルルージュ」

オキシペタルムの「ブライダルルージュ」という品種。 オキシペタルムってここ数年耳にするなぁ。って思ってました。 ブルースターの別名。 そう思っていました。 ところが「ブルースター=オキシペタルム」ではないという事実が発覚! ブルースターは品種名…

実りの季節の植物園

一度見たいなぁと思っていたひょうたんが実をつけている。との事で、神奈川県立フラワーセンター大船植物園に行ってみることにしました。 良く晴れた大空を飛び交うトンボ、気持ちの良い爽やかな風。 園内は秋で溢れていました。 今日はお忙しいみなさまにも…

ひまわりの事を書くのを忘れてました・・・

花びらを幾重にも重ねた花。 アップの写真だけで見るとタンポポにも見えますね。 実は八重咲きのひまわり「東北八重」です。 今年の夏も何度かひまわりを使いましたが、アップしないまま秋を迎えてしまい出遅れ感が否めないのですが、その辺はご愛嬌ってこと…

菊が楽しい季節

9月9日って何の日かご存知ですか? 3月3日が桃の節句、5月5日が菖蒲の節句。 では9月9日は? そう。「菊の節句」です。 今では周年見かける菊ですが、本来の季節到来です。 「菊を使いましょう!」というご提案をすると顔をしかめて「え?」と固まってしまう…

個性的な花束

9月になったものの残暑が厳しくて、秋を感じるにはもう少し時間がかかりそうですね。 とは言え「芸術の秋」にちなんだ絵画展やコンサートなどのイベントは徐々に増えてきます。 知人のイベントに足を運ぶ方も多いのではないのでしょうか? そんな時、お祝い…

ブルースターだと思ったらピュアブルー

【2013.09.22追記】 この記事には誤りがありました(・_・;) 「ブルースター」と信じ切って書いていたのですが、後日このふっくらタイプのブルースター似の花は「ピュアブルー」という品種でしたので、いい加減な事を書きましてお詫び申し上げるとともに訂正…

「竜胆」って読める?

花市場ではお盆前から秋の季語でもある「竜胆」がドバっと出始めています。 猛暑だの酷暑だの言われている頃から有無を言わさず、もう秋が近付いている事を思い出させられます(^^;) 「竜胆」。 読めますか? THE 難読漢字ですね。 だって花のイメージからは…

ルソーちっくなカラテア

「暑いですね〜」はあいさつがわり。 「あちぃ〜」は口癖。 コンビニに行ってアイス売り場に足が向いてしまうのは習慣。 暑さはあいさつもクセも習慣も変えてしまう、ものすごい威力を持っていますねぇ。 みなさまお元気ですか? 私は、暑くてもお盆でも元気…

素材の生かし方

いちごミルクを思わせる「ミミエデン」というスプレーバラを使った甘〜いブーケ風花束。 なぜか、このバラは花びらにシミがあるものが多くあまり使用しなかったのですが、今回はうっとりするほどキレイでかなり状態が良いものでした。 本当はこんなにキレイ…

バラ「アプリコットファンデーション」

私のブログだけでも、たくさんの種類のバラについて書いてきました。 これでも好きなバラしかUPしていないんですよ。 世の中には書き切れないくらいたくさんの品種があって、新しい品種もどんどん出て。 永遠にネタ切れにはならないと思われます(笑) 「よく…

ブーケ風花束

花の丈を30cmくらいにバッサリ切って束ねた花束。(花の種類や量により異なりますが) 花嫁の持つブーケみたいなスタイル。 ブーケ風の花束は人気のタイプですね。 なんとなくパリの雰囲気を漂わせるオシャレな感じ。(私的イメージ(^^;)) 女性に人気。 出…

暑いからプリザーブドフラワー

毎日びっくりするくらい暑いですね。 こう暑いと、普段ビールはあまり飲まないのですが(味覚が子供なのでビールは苦い・・・)不思議と飲みたくなってしまいます(笑) 暑い夏は管理次第では半永久に楽しめてしまうプリザーブドフラワーが人気です。(湿気の…

あっと驚くトルコギキョウ

「トルコギキョウ?あぁ。あれね。」 とは言わせない、あっと驚くトルコギキョウ。 それはね、佐瀬さんのトルコギキョウ♪ 右の写真は「蝉しぐれ」という品種。 トルコギキョウで霜降りとは。 いやはやびっくりです。 バラにはありますけど。 佐瀬農園さんの…