包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

フレッシュのコニファー(針葉樹)を使ったクリスマスリース。

12月24日25日とクリスマス本番の頃、よく「あれ?まだクリスマスって終わってなかったっけ?」などと錯覚を起こすのは、花業界に携わるようになってから。
でも、25日が終わるとクリスマス装飾は撤去し、お正月飾りに変えなくてはならないので一応日にちは意識してはいるのですけど・・・(^^;)
西洋の習慣から一日にしてニッポンの習慣へと早変わり!なので、西洋の香りは残さないように素早く撤去(笑)
さてそんな訳で、今が私達花業界の者にとってクリスマスシーズン真っ只中。


今日はクリスマスリースのお話。
クリスマスリースは色々な素材で作りますが、フレッシュのコニファー(針葉樹)を使ったリースについて。
ドライフラワーや造花を使ったリースが多い中、ナマモノはやはり香りも良く癒されます。
まさに森林の香りです。
生のリースはそのうちドライへと変化していくもの。
かと言って翌年まで取っておける物ではなく(変色しポロポロと葉が落ちてくる為)、その年だけを楽しんでいただく物です。
毎年違うリースをお楽しみになりたい方、またクリスマスプレゼントなどの用途にお使いいただいています。


粋なフレッシュリースの贈り物
いつかは消えゆく物を贈る。
コニファーの森林の香りや季節感を楽しんでもらいたい。ちょっと贅沢な気分を味わって欲しい。
フレッシュのコニファーを使ったクリスマスリースは日本ではそれほど普及していない事もあり珍しがられる風潮があります。
また、消えてしまうものは受け取った方への心の負担を軽くするという気遣いにもなります。
これは生花の贈り物にも共通して言えます。
ずっと手元に残ると管理が大変だったり、ちょっと好みとは違うんだけど頂き物だから捨てるのも気が引ける。
などという受け取った方の気持ちに負担をかけずに、思いを伝えるプレゼントにフレッシュのクリスマスリースを使われる方が多いようです。
受け取った方への気持ちまで考えてこそ、大切な方への粋な贈り物ですよね。







開閉する扉にフレッシュクリスマスリースを飾る
扉脇の開閉のない部分や壁に飾るのであれば問題はないのですが、玄関の扉などに設置する場合、開け閉めする度にリースは振動を受け扉に傷が付いてしまう可能性があります。
包kurumiはフレッシュのコニファーのリースを作る時、通常、鉄でできた枠をベースにするのですが、扉に設置する場合は扉に傷が付かないよう、つるで出来たナチュラル素材をベースにしています。
仕上げにリースが扉と触れる部分には傷防止マットを貼り付けると更に安心ですよ。


扉にリースを飾る方は多くいらっしゃると思いますので、参考までに。


家に傷を付ける事がないよう、クリスマス飾りをお楽しみくださいね♪


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