包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

クリスマスリース部門

前回ブログを書いていて、なぜか「クリスマスリース部門」という言葉を使いまして、どういう訳かツボにハマってしまい一人でぷぷっと笑っていました。怪しい・・・(^^;)
そうか。大きい会社じゃないくせに、というか、包kurumiは一人なので「部門」という言葉には縁遠いから可笑しいのか(笑)


という事で「クリスマスリース部門」について語ります。
横浜ウーマンビジネスフェスタ2015「よこはマルシェ!」で出展した際に「生け込み」と「大人の花贈り」と二つに絞って展示をしまして。
「生け込み」については前回のブログ参照
クリスマスリース部門」は「大人の花贈り」に属します。
「大人の花贈り」は花束とアレンジメントなのですが、季節柄クリスマスリースなども贈り物に使われる事が多いので「クリスマスリース部門」を展示・販売しました。
全部で7点。一点一点に時間をかけてしまったので量産はムリでした(^^;)


<その1>

ペッパーベリーというドライの実(ピンク)とツタの実(茶)を一粒ずつ貼り付けました。
所々にキラっと光るビーズを散りばめて、クリスマスを意識して。
貼る作業よりも、実を枝からはずす作業に時間がかかったような気がします(^^;)


<その2>

黒い小石を貼り付けたベースにプラチナ色のドライの枝を配置しています。
ガラスの試験管が付いているので、お水を入れて一輪挿しとして生花を楽しむ事ができます。
全部を作り終えて思ったのですが「男性でも飾りたくなるものを。」今年作ったリースはそんな裏テーマが心のどこかに潜んでいたような気がします。


<その3>

資材名で言うと「シルバーモス」というドライをベースにしています。モス=苔のこと。よく老木や岩などに着生していて「○○コケ」と呼ばれているけれど実はコケじゃなくって「地衣類」ってやつなんですよね。正しい名前はわからないけど。
小さな流木やシルバーに着色したオーストラリアや南アフリカ辺りにありそうなカッコイイ木の実と、是非とも合わせたかったんです。


<その4>

こちらも流木を使っています。ベースに使っているのはコケ。ヨーロッパ方面のコケかしら?プリザーブドとして資材で売られているので着色されています(水濡れ厳禁!)。ヤシャの実を枝付きのまま使ってナチュラルに仕上げました。蝶々はもちろん作り物。こんな鮮やかな蝶が遊びに来たら楽しいだろうなぁ。


<その5>

冬ですからねぇ。毛糸とかカワイイなぁ。と思いまして。でも大人向けなのでモノトーンな毛糸を選びました。
モノトーンな色にはペッパーベリー(ドライ)の落ち着いたピンク色が映えるんですよ。
ポイントに大きな羽を。


<その6>

大人のハート。唯一アーティフィシャルスラワー(造花)を使ったものです。静かな金属色のオーナメントを散りばめて。
ゴールドのポインセチアを使っているのでこの7つの中で一番クリスマスっぽいかもしれません。


<その7>

包kurumiさんどうしちゃったの?という声が聞こえそうです。花とは関係ありません(笑)
テーマは「ホームセンター」。私にとってホームセンターは夢の国です。ネジや何かの部品はフォルムが面白いよなぁ。といつも思っていました。
それと廃材の鉄骨?を積んでいるトラックをたまに見かけるのですが、荷台に乗ったぐにゃりとこんがらがった鉄骨がアート作品に見えて仕方がありません。それをイメージしてワイヤーをぐにゃりとしたものがベースになっています。本当は鉄骨を使いたいんだけど、さすがにこのサイズのリースには難しいですので。
サビも萌えポイントです。サビて行く鉄素材を主に使っているので重量が重たい。1kgくらいあるかも(^^;)まだサビていないけれど、サビていく過程も楽しんでもらいたいなぁ。
一応クリスマスなのでクリスマスボールを使いました(笑)


という事でそれぞれの想いを描きながら作った包kurumiオリジナルクリスマスリース・・・のつもりだけど、あまりクリスマスっぽくないのはBGMがレゲエやスカだったからなのだろうか(^^;)


横浜ウーマンビジネスフェスタ2015「よこはマルシェ!」で販売もしておりましたが、まだ手元に残っているものもございます。
大きさは約20cmくらいのもの〜約35cmくらいのものまで色々。
ご興味のある方は包kurumiホームページの「お問い合わせフォーム」からお問い合わせ下さいませ(*^^*)
※「包日記を読みました」と一言添えていただいた方には横浜ウーマンビジネスフェスタ2015「よこはマルシェ!」の販売時の特別価格にて販売いたします。全て一点もの。現品限りです。


包kurumiのホームページ

http://kurumi.jpn.com/