包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

実りの季節の植物園

一度見たいなぁと思っていたひょうたんが実をつけている。との事で、神奈川県立フラワーセンター大船植物園に行ってみることにしました。


良く晴れた大空を飛び交うトンボ、気持ちの良い爽やかな風。
園内は秋で溢れていました。
今日はお忙しいみなさまにも少しでも秋を感じてもらえたらな。なんて思いながらブログを書いてます。


一枚目の写真はパンパスグラス。
穂も秋の風物詩ですよね。白と茶色の二種類がありました。
その高さは2mくらいでしょうか。もっとあるかも。
とにかく旺盛に育つ穂です。
パンパスは切り花でも出回ってますね。


実りの秋だけあって、そこらじゅうに実を付けた植物があります。
華やかさはありませんが、コロッとした実はやっぱりかわいい!


下を見て歩くと実がコロコロ転がっています。
水辺を見れば大きな葉っぱに実が隠れています。


秋の定番ですよね。どんぐりとハスの実


これも定番。銀杏の実。踏んじゃうとあの香りが漂う季節・・・(@_@)




実の落とし主は近くにいるはずなので、上を見上げてみる。
あるある。
こちらはキジュの実


見上げる程の大木でなくても、ひっそりと実をつけている植物もあります。
もちろん花が終わらないと実にならないので花は咲いていません。
ユリ類。


こんなものもありました。
フジの実。

今日はフジがマメ科だった事を知った記念すべき日!(恥ずかしいけど事実(^^;))
意外な植物がマメを付けていて、愕然とする事って結構あるんですよね。
アカシアがマメ科だった事に続き、私の「マメ科二大びっくり」に認定します(笑)


デュランタの実もツヤツヤしていてかわいい。
デュランタである証拠に先端に花が付いているものを撮影。


サルスベリは夏の名残りの鮮やかなピンクの花が残っていますが実もしっかり準備中。


バラの実は市場でも何種類か見かけますが、一気にこんなに見れたのは嬉しい。
見た事のないタイプもありました。
イガイガタイプ。「イザヨイバラ」というらしい。面白い。


他にもまんまるタイプや細長タイプ。バラの実はこういうツルツルしてるものが多いです。


派手に咲く花に目を奪われがちですが、実に注目しながら散策するのも楽しいですね(*^^*)


そして一番の目的のひょうたん。
園内中歩き回りましたが、見つからない・・・
入口まで戻って係の方に尋ねてみると「台風で全部落ちちゃって片付けちゃったんですよ〜」という衝撃的な答えが(T_T)
そうですよね。あの猛威をふるった18号。ちょっと考えれば想像できることでした。
1年間がまんですね。


もう少し気温が下がってくると実も葉も色付いて、ますます秋が深まります。
楽しみですね。
朝晩が涼しくなりました。
夏と同じ状態で寝るとカゼをひいてしまいそうです。
皆様もお気をつけて(*^^*)