包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

「竜胆」って読める?

花市場ではお盆前から秋の季語でもある「竜胆」がドバっと出始めています。
猛暑だの酷暑だの言われている頃から有無を言わさず、もう秋が近付いている事を思い出させられます(^^;)


「竜胆」。
読めますか?
THE 難読漢字ですね。
だって花のイメージからはまったく想像できない。


答はこの花。



え?分かりにくい写真ですか?

じゃあコレ。



すみません。
この色の花の写真しかありません・・・
うんと濃い青い花が主流なんですけどね。
この竜胆はピンクっぽい紫で、ちょっと変わってますね。
ちょっとした変化球になってしまいました(^^;)


そうです。
リンドウです。(無理矢理な展開ですみません・・・)


昔からリンドウの根っこは薬草として使われていて、ものすごく苦いのだそうです。
あまりにも苦くて最も強い「竜」の胆に例えられ「竜胆」と呼ばれるようになったとか。
もともと違った読み方だったのだけど訛ってリンドウになったらしいです。



リンドウは今が旬ですので、色もバリエーション豊富です。
青、ピンク、白、青&白・・・などなど。


少し秋を先取りして「竜胆」を楽しんでみては?
秋のクイズ大会にも使えそう。
ん?そんな大会ないですか?