包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

パンプキン♪


楽しい実を仕入れました。
さて、この写真の実はなんでしょう?


1.トマト
2.柿
3.カボチャ


正解は。
どれも違います。
なんと4番のナスでした(笑)



あの紫色のナスからは想像もできませんが、これは鑑賞用ナス「ハナナス」と言うナス科の植物でパンプキンという種類。
ハナナスは丸くてミニトマトのように丸いものが一般的ですが、こちらはホントにカボチャそのものの形をしています。
一般的なハナナスも「これは何?」と聞かれる事が多いのですが、こちらの「パンプキン」は更に不思議さが加わりに謎な植物に見えるかもしれませんね。

















実(み)はツヤっとしていて意外に固く、質感的には柿みたいな感じです。
「パンプキン」の実の後ろ姿は柿に見える・・・(柿は柿の木科)

通常のハナナスは、クリーム色から黄色を経てだんだんと赤い色になってきますが、この「パンプキン」は緑色から赤に変化していくようです。
ますますトマトみたい。
まぁ、トマトもナス科なので似ていても不思議ではないけれど。

 

【ハナナスを飾ってみよう】

ハナナスは「お花屋さんで買ってきたから」
と言って花瓶に水を入れて飾る必要はありません。
水が無くてもしばらくはこの状態で楽しめます。
とはいえ、いずれは水分が蒸発してシワシワになってきますが・・・
むしろお水に浸けて何日かすると茎が腐ってきます。もちろん浸かっていた水も。
お水に浸けておいたからと言って長く楽しめるって事はなく、臭くなってしまった花瓶を息を止めながら洗うハメになるだけなので、お水はナシで楽しみましょう。
ただ、空の花瓶に飾る場合、実が重いので花瓶ごとひっくり返る可能性があるので注意が必要です。
重みのあるどっしりとした花瓶に飾る。もしくは花瓶の底におもりとなる石や粘土を入れて転倒を予防することをオススメします。



水がなくても大丈夫って事は、花瓶に入れる以外にも色んな飾り方で遊べるという事。
例えば天井からぶら下げたり、カウンターや長テーブルに枝ごと置いてみたり。実だけを取ってバスケットに盛るのもカワイイ。
左の写真は皿状の器にテキトーに乗っけただけ。
テキトーでもなかなか絵になります。
透明なガラスの器に複数の実だけを無造作に入れておくのもカワイイのですが、下の方に入っている実がムレて変色する事がありますので(ガラスも水分で曇る事があります)、2〜3日に一度は全部出して空気の入れ替えをしてあげた方が良いと思います。
バスケットは通気性が良いのですが、ガラスは空気が通りませんのでムレやすいのがネック・・・




右の写真は枝で枠組みを作ったものに、実だけを取って中に閉じ込めたもの。
こちらはちょっと作るのは難しいので包kurumiにご注文を(笑)
枯れ枝と合わせると秋っぽい雰囲気になりますね。
クイズにして遊ぶのも良いですが、できれば飾ったり、デザインに使って遊びたいですね(*^^*)


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