包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

包kurumi目線。熱〜い夏でも美しくがんばる花と緑

先日9日の横浜はもう「何かのアトラクションか?」と思うほどの暑さでした。
37度を超えていたらしいですね(*_*)


こうなってくると人間はもちろんのこと、切り花にとっては酷な環境。
今日は「何を生けても枯れちゃうよ。もーどうすりゃ良いの?」とアタマを抱えてしまっている方に、熱い夏でも比較的日保ちのする切り花を包kurumi目線でご紹介しようと思います。



ドウダンツツジ
花ではなく枝物ですが、青々とした柔らかな葉が涼し気で癒されます。
夏素材の中では、ダントツの日保ちを誇ります。
少なくとも2週間、環境によっては1か月保つ事もあります。
お水が大好きなので、花瓶にたっぷりのお水を入れてあげましょう。
1.2メートルくらいのサイズが多く出回っていますが、2メートルくらいのものもあります。
スペースがある方には試していただきたいサイズ。
手間もかからないので(水替えは必要ですが)、忙しい店舗やオフィスにもオススメです。














■アンスリューム
アンスリュームにも種類があり、それぞれ日保ちが違います。
とはいえ、全体的に保ちますが。
中でも緑色の「ミドリ」というまんまなお名前の品種は特に丈夫でオススメ。
よく「葉っぱ」と間違われますが、花です(笑)
すっきりとした茎はスタイリッシュで、一輪挿しにも相性◎

















■ラン類
ランの仲間はほぼ日保ちが良いです。
でもその中でも強く進めたいのが、国産のデンファレ。「国産」というところがポイント。
白の国産デンファレは純白に近い美しい白ですし、砂糖菓子のようにキラキラ輝いています。もう、うっとり。
輸入でも十分日保ちしますが、国産はそんなもんじゃない。
生け込みでもよく使うのですが撤去する時、国産デンファレだけは劣化がほとんどなく「さすがだなぁ」と感心してしまいます。
輸入に比べてお値段は高めですが、それだけの価値がある花です。



今回は日保ちにスポットを当てましたが、季節を楽しむ花は他にもたくさんあります。
日保ちにこだわらずに、短いサイクルで色々な花を試してみるのも一つの楽しみ方だと思います。
暑ければ暑いなりに、花や緑の楽しみ方を見つけてもらえたらな。と思います(*^^*)



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