包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

アタマの中の景色


梅雨が明け、大嫌いなセミが叫ぶ夏。
散歩をしたらもしかして、セミが攻撃してくるかもしれない。
そんな恐怖を抱きながらも決行しました。
散歩を。
散歩ごときに大袈裟な言い方かもしれませんが、本気で嫌いなんです。セミ
ビジュアルがどうしてもダメで、特にお腹と素材?がね(>_<)


散歩は季節折々の忘れていた風景を思い出させてくれたり、新しい発見があったり…が好きで趣味の一つとしているのですが、そんな理由から夏は避けていたのです。
思い切って散歩に出てみると、なんとも幻想的な光景を目にすることに。
たくさんのカラスアゲハがヒラヒラと舞っていたのです。(セミは嫌いでも蝶は好き(笑)
水辺でアゲハを見かけたことは何度かありましたが、複数いるなんて初めてです。
影技術がアレなんで、2匹しか写っていませんが(^^;)


カラスアゲハは一見真っ黒。
でも光が当たる場所では、恐ろしいくらい青く輝き、ため息が出るほど美しい。


この写真を見ていて「あれ?」と思い出したことが。
それは昨年作成したリースです。


朽ちた木と蝶とコケ。
こんな場所があったらステキだなぁ。と得意の妄想で作ったリース。
リースにはヤシャの実をふんだんに使いましたが、なんとこの水辺の少し先にヤシャの木があり、実が地面にコロコロと転がっていたんです。
なんという偶然。
なんだか嬉しくなりました。
これは私のアタマの中にあるおとぎの場所に行けた。と言って良いのでは?


普通は見た光景をイメージして作品に投影するのでしょうけど、逆ヴァージョンですね(笑)
しかも、写真を見るまで気付かなかった(^^;)
なんとも不思議な感覚です。


リースに使った蝶はもちろん作り物で、蝶のオブジェの中ではよくできているもので気に入っていたのですが、いざホンモノを見るとチープに見えてしまうのが残念なところ。


そうそう。
セミに攻撃されることはまったくありませんでした(笑)
セミが攻撃してくるのは、夜、電気がついている屋外だけなのかもしれませんね。
思い切って行ってみてよかった。
これを機に、夏の散歩もしてみようかな(*^^*)



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