包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

緑の桜などなど@新宿御苑

3月31日のブログさくらさくら。 - 包日記で、「行ってみようかな。」なんて書きつつも、本当に行けるのだろうか?という思いもどこかにあったのですが、ついに行ってきました。
お花見@新宿御苑
とはいえ、3月下旬からあちこちで目を楽しませてくれたソメイヨシノはこんな感じ。

大島桜もギリギリ。


今日は八重桜を目的とした花見なのでこれは仕方がない・・・
新宿御苑自身も謳っているように、御苑のベストシーズンは4月半ばなんです。
八重桜がドッサリありますので、いやはやお勉強になりました。


「緑の桜」と「黄色の桜」の2つが見る事ができれば、目的達成!と思っていました。
・・・が、その他にも感動さえ覚えるステキな桜もたくさん見れましたので、今回は写真多めでどどーんと載せてみます。


お目当ての緑の桜は「御衣黄(ギョイコウ)」
本当に緑だ!


お目当てその2の黄色の桜と呼ばれている「鬱金(ウコン)」
黄色というより緑に近いですね。地味なので気付きにくいですが、一花一花のグラデーションは恐ろしくカワイイです。


100枚〜300枚の花びらがあるんですって。「兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)」
この桜の下にいた詳しいおじさまが教えてくれました。



この桜は見応えがハイパーでした。大きくて樹形も絵に描いた桜のよう。「福禄寿(フクロクジュ)」
この桜に集まる人達がちっちゃく見えます。
これだけご立派な桜ですが、一つの花をじっくり見ると可憐です。


覚えにくい名前です。「梅護寺数珠掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)」
中央の濃いピンクがまたカワイイ・・・
かなり気に入ってしまったので、名前をしっかり覚えよう。


園内にひっそりと一本だけあるようです。「市原虎の尾(イチハラトラノオ)」
木肌がゴツゴツしていて変わってます。


園内のあちこちで賑わせていたのは「一葉(イチヨウ)」


一葉に似ているけど、こちらは「普賢象(フゲンゾウ)」
雄しべが二本あるって・・・あら。ホントだ。一葉と違うってすぐわかるのは、葉っぱが私の大好きなな茶色って事♡



もちろん定番の八重桜「関山(カンザン)」もありました。
後ろの建物がカワイイなぁ。と思って調べてみたら旧洋館御休所と言って重要文化財だそうです。へぇ〜


建造物ついでにおまけ。
帰りに利用した大木戸門にあった「旧大木戸門衛所」の窓。これまたカワイイ。
重文などにはなっていないようですが、昭和2年の建造物なんだそうです。


正直言って、六本木のエッグセレントでの朝食会の「ついで」に足を延ばしただけなのですが・・・
エッグベネディクトが食べられただけでも満足だったのに、天気にも陽気にも恵まれたこの日に大好きな八重桜を見る事ができて本当に幸せな時間を過ごしてしまった私なのでした。

ただし、朝食会仕様でパンプスを履いてのお花見で、承知の上とはいえ足が棒になった事は言うまでもありませんが(^^;)