ヤドリギ
クリスマス直前となりました。
今シーズンラストのクリスマス関連の植物のご紹介です。
ラストとは言ってもあまりご紹介できなかったけど・・・(^^;)
今回は「ヤドリギ」。
漢字で書くと「宿り木」で、鳥を介して運ばれた種が樹木に落ち、そのまま樹木で発芽し根を下ろす半寄生植物。
つまり土に根を下ろすのではなく樹木に宿るのです。
以前冬に箱根の旅に行った時、木々が生い茂る場所でヤドリギを発見し感動したことがありました。
冬になると樹木が落葉してヤドリギが発見しやすくなるんですね。
一見、鳥の巣?と思ったくらい、大木の一部分にモシャっと生えていました。
意外にもあちこちにあってびっくり。
日本にもこうして存在するヤドリギですが、まだ知名度が低いように思われます。
欧米ではクリスマスの飾りとして用いられています。
ヤドリギは縁起が良いものとされていて、幸福を願う飾りとして使われるのですね。
吊るして装飾するのですが、そのヤドリギの下で出会った男女はキスをしても良いという習慣があるポピュラーなもの。
なんともロマンチックですねー
日本では、まだまだマイナーで知らない方も多いヤドリギ。
そういった意味でも、伸びしろのある商材と言って良いと思います。
現在はマイナーな植物とはいえ、結構なお値段で販売されています。
メジャーになったら、ますます価格が高騰するのでは?と思うと今のままでも良いかな。なんて思ったり。
夢がない話になってしまったので、話をヤドリギに戻しましょう。
非常に地味〜な色をしていますが、実は透明でキラキラとしていて宝石のようです。
こちらの写真はヤドリギを使った生け込み。
以前ご紹介したあざみ野ヒルズスキンクリニックさんです。
女性らしさを出したいのと、ヤドリギの知名度の低さから今回は脇役に回っていただきました。
でも、ヨーロッパの雰囲気のあるこのクリニックですので、是非とも使いたかったのです。
もう少しヤドリギの知名度が上がったらメインに昇格かな。
さあ、いよいよクリスマス。
とは言っても、師走の追い込みで忙しくって存分に楽しめない方も多いかもしれませんね。
寒さと乾燥が激しいです。
風邪などひかないように、温かいものを食べて飲んで身に着けて気を付けて乗り切ってくださいね!
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