バラ「カタリナ」

なんかすごいバラがあるぞ。と、また吸い寄せられてしまいました。
「カタリナ」という品種。
何がスゴイかというと、花が大きいのにスプレーバラ（1本から枝分かれし複数の花を持つバラ）だという事。
花径は7〜8ｃｍあると思います。
この大きさは、スタンダードバラ（１本に１輪の花を持つバラ）の花径に相当するサイズって事。
1本あたりの輪数にはバラつきがありますが、最低でも３輪、多いもので６輪ついていました。
アッパレです。

画的には11月にご紹介した「ピスカップ」というスプレーバラに似ているように見えるかもしれませんが、（バラ「ピスカップ」 - 包日記）、
色はピスカップよりかなり濃く、花の大きさは2〜3倍くらいあるかも。
写真だと大きさが伝えにくいのが残念・・・

大きければ良いというものでもありませんが、１つの花をじっくり見てもこの咲き方。
これにはテンションが上がります。
豪華な中にも優美さを感じます。
これはクォーターロゼット咲きという咲き方。
見事に花の中央が４分割されています。
誰が名付けた咲き方なのかわかりませんが、なるほど〜と感心してしまいますよね。

小さなアレンジメントを作るとしたら１本あれば十分なボリューム。
豪華な花束にはもちろん、丈の短いブーケタイプの花束にしてもかわいい。
また、本体の茎はガツンとしていますが、枝分かれしている茎は花の大きさに対してやや細めなのでこれを生かした趣のあるデザインでアレンジメントにしても面白いと思います。
まさに万能バラだと思います。

次々と出て来る新品種の中でこのような素晴らしいものと出会うと、次なる新種に期待に胸が膨らみワクワクします♪
あぁ。楽しいお仕事です(*^^*)

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