包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

男性に贈るプリザーブドフラワー


男性に贈るプリザーブドフラワー・・・
なかなか難しい課題です。
プリザーブドフラワーは女性らしいとか、メルヘンチックとか、キュートな表現は得意ですが、男性に贈るとなると少し工夫が必要になってきます。
例えば・・・


・キザにきめる
黒を背景に赤いバラをメインにすれば、妖しいコントラストでカッコよくきまります。


・花っぽくなくオブジェ的にする
葉や分解したプリザーブドフラワーを、オブジェにしたり、または抽象的な柄を作り額に入れ絵画のようにする。


などが閃きましたが・・・
今回は税理士試験に合格した方のお祝いパーティーで、駆けつけた参加者から主役へプレゼントとして渡す。
また、夏に開業される事務所に飾ってもらいたい。
パーティー主催者の方からそんな用途や思いを告げられました。


税理士と言えば、やはり信頼が第一。
キザにきめる・・・事務所に飾るのに妖しいコントラストは却下ですね(^^;)


50名ほど集まるパーティーで皆様の前でお渡しするとの事で、ある程度の華やかさが必要。
花っぽくなく・・・ある程度花っぽくしたいとの事でこれまた却下。


実は今回は私もパーティーの参加者の一人でありました。
もちろん主役であるご本人を存じ上げています。
彼はキザではなくもちろんメルヘンチックでもなく、気さくで人間味溢れる温かな方です。


プリザーブドフラワーと言えばバラ。
と言っても過言ではなく、種類も色も豊富です。
つい使ってしまいがちなのですが、この方にはバラよりも南国の花「デンファレ」がお似合いな気がしてメインに使う事にしました。


そして形状。
税理士事務所で打ち合わせをするとなれば、ミーティングテーブルに伝票や書類がどっさり並ぶ事になるでしょう。
テーブルや棚に置くアレンジメントタイプより、壁掛けタイプの方が持て余さずスマートに飾れます。
という事で、プリザーブドフラワーだからこそできる、額タイプに仕上げました。
当初の閃きで採用したのは「額を使う」という点と、花の背景に仕込んだ葉を柄のように入れた点。
葉は上に乗せる花を引き立てる「色」として入れたので、柄はほとんど見えていませんが(^^;)


開業に向けて、また開業してからも羽ばたいていくであろうその姿は蝶の如く。
今後のご活躍が楽しみです!


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