包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

南半球LOVE

美しいプロテアってなかなか会えない。
写真のマディバレッドなどの、φ20cmクラスの花を持つプロテアなんかは特に。
こう見えて結構デリケート。
花びらが固くてハリがあるし、重量もある。
それでも箱に無理矢理詰め込まれて南半球くんだりから旅してくる。
時間がかかるのはもちろんだし、その間に何人もの人の手を渡って運ばれてくるのだから、傷つくし劣化する可能性が高い。
もう少し工夫できないのかなぁ。梱包とか物流とか。
・・・と何も知らないくせに偉そうに思ってしまいます。


完全に開ききっていないものもよく見かけます。
それを日本に到着してから咲かせようって言うのは至難の業。
なので、私はこの手のプロテアを買う時は、花びらが開ききった状態のものを選ぶようにしています。
満開でナンボの花ですから。


でも、それがなかなか・・・(^^;)
状態が良いと、手も足も(もちろんお金も)出ないくらい高価だったりするから、更に憧れは増します。
このマディバに出会えた時は、飛んで跳ねて嬉々としてしまいました。
花粉までもがフレッシュ感が残っているじゃないですか!
スバラシイ。


最近、我々日本人から見たら、奇怪で個性丸出しに見える花をよく見かけます。
恐らくあちらの国(たぶん南アフリカ?)では、花真っ盛りの季節なのでしょう。
ピンクッションも、恐ろしくキレイでモリモリ使ってしまいました。(前回の写真参照 包kurumiとストレチア - 包日記)
包kurumiにとっては、スキップせずにはいられない季節です(笑)


南半球の植物は見慣れないものが多く、植物の不思議というものを目の当たりにできると思います。
個性的な花が好きな方は、今がチャンスかもしれませんね(*^^*)


包kurumiのホームページ

http://www.kurumi.jpn.com/