包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

蝋梅


ロウバイって花木があります。
ロウのような質感で梅のような花。という事で「蝋梅」。(一瞬、文字化けか?と思うような画数の多さ…)
「〜のような」であり、つまりロウでなければ梅でもない。という事ですね(^^;)


花を始めて間もない頃「ロウバイ」と聞いた時「老梅」という漢字だと思い込んでいました。
ロウってあの「蝋」だと知った時、目からウロコでした。
他の花にはあまりない質感で、透けた花びらのせいかツヤっとして見えます。
なるほど「蝋」です。


梅でもない。というのも驚きでした。
ロウバイロウバイロウバイ属というものに属するようです。
梅とはまったく別物という事ですね。
名前に騙されてはいけない花って、さりげなく潜んでいるので(メジャーなところではトルコキキョウはキキョウじゃないとか。)注意が必要です(^^;)



写真は年末に市場で買った切り花ですが、今、関東各地で植えられているロウバイは見ごろを迎えているようです。
私は切り花っ子で、大地に根を下ろし咲き乱れるロウバイを見た事がありません。
黄色の春らしさに加え香りも良く、きっとロウバイの木の下に立てばシアワセな気分になれるんでしょうね。


今年はもう間に合わないけれど、いつかは行って見てみたい。
そんな私の為に(笑)行ってみたいロウバイのあるスポットを備忘録として書いておきますので、ご興味のある方は参考にしてみてください。

「ろうばいの郷」と名乗るだけの事はあって1万2千本あるらしいです。すごいなぁ。
気合いを入れないと行けそうにもない場所だけど、1万2千本と聞くと見てみたいですね。

ここはロウバイに限らず老木の藤なども見てみたいです。
今、決めました!今年は藤を見にあしかがフラワーパークに行こう!!
ロウバイの記事で藤を見に行く決意を固めるのも何なんですが、そうすればロウバイの実くらいは見る事ができるかもしれません(笑)

上記2つに比べて、横浜から比較的近い場所です。100本あれば十分楽しめますね。


最近、切り花っ子である事にもどかしさを感じ、公園や植物園に興味を持つイガラシなのでした(^^;)


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