包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

金属的な輝きの葉


素敵な葉っぱは色々あるのだけど、やっぱりベゴニアってすごいと思います。
ん?ベゴニア?ベゴニアは花でしょ?
と思われた方も多いでしょうね。


ベゴニアには種類がたくさんあって、美しい葉を楽しむ観葉植物的なものもあるんです。
写真は「レックスベゴニア・サラマンダー」。
たくさんあるレックスベゴニアの中からこの「サラマンダー」を選んだ理由は「カッコイイ!!」に尽きます。
植物にシルバー(銀色)なんて有り得ない・・・と思っていたけれど、ここにあった!と感激してしまいました。


シルバーに分類される色の植物は存在していて私も好きなのですが、それは植物上のシルバー。
実際は葉物で言えば灰色っぽい緑(ダスティーミラー、ラムズイヤー、ユーカリなど)。花で言えば灰色がかった紫(バラなど)。と言った印象でした。
ところが、この「サラマンダー」は、まさに金属的な輝きを放つシルバー。
また、金属的で無いにしても面の大きなシルバー系葉物(切り葉)は皆無に近く、小ぶりなものばかりでしたので20cm程の大きさのあるサラマンダーとの出会いは嬉しいものでした。




金属的なシルバーでありながら、波打ちする様は植物が作り出した姿だと思うとため息が出てしまいます。
濃いグリーンとのコントラストも、葉の裏の木立ベゴニアなどにも見られるベゴニアらしい茶色も、その配色がまたグッとくる。


レックスベゴニアは交配されて更に種類が増え続けているようで、どの種類もとにかく見ていて楽しいです。
主に鉢物(植木鉢に植わっている根付き土付き)で多く出回っていますが、切り葉でも見かけるようになりました。(この「サラマンダー」も切り葉)
これからも注目して行きたい葉の一つです。


温かくなってきたら、もっと色々な種類を見る事ができそう(*^^*)
またいつか、別の種類のレックスベゴニアを使う予感・・・


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