ハスの実

ハスは季語である事からもわかるように夏の花です。
水辺に咲く姿はなんとも爽やかな光景です。
ハスの地下茎は八百屋さんに売っているあの「レンコン」です。
ちなみに私は天ぷらが好き！

初めてハスの実を見た時は衝撃的でした。
「なんだこりゃ」
って思ったっけ。
この写真の実はΦ6〜7cmといったところでしょうか。
もっと大きいものもあります。
茶色くドライになったものは、見た事がある方もいるのではないでしょうか？
花が終わり、その茶色い姿になる一歩手前がこの写真です。
ボコボコしている部分が種になる訳です

大胆でありながら可憐な花からは想像もつかない宇宙人っぷり！
と思いませんか？
でも。
「キレイだなぁ」とうっとりしながら花をよーく眺めていると中央にこの宇宙人予備軍がちょこん。といるんです。
もちろん開花しているときは、小さいです。
Φ1cm強位かな。
この時は、色も黄色味がかって若々しくカワイイです。
宇宙人の正体は植物的に言いますと「花托（かたく）」と言います。
ハスの語源はこの宇宙人の花托の姿が「ハチの巣」に似ているから「ハチノス」→「ハス」と呼ばれるようになったとか。

もう一つハスのおちゃめな所は下の写真。
茎を輪切りにしたものです。
天ぷらになる穴のあいたレンコンのミニチュアな姿をしています。（Φ1cm位！）
かわい過ぎです。

ハスの開花の写真をご覧になりたい方は、宮川花園さんというすばらしい生産者さんのホームページをご覧になってみてください。（小さな花托（宇宙人予備軍）も確認できますよ）
商品カタログではため息が出てしまうほどステキな品種が紹介されていますよ。
http://www.h3.dion.ne.jp/~lotuses/catalouge.html
スイレンもステキー！