包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

クジャクマル綴化

クジャクマル綴化


宇宙人シリーズ。
このブログに度々登場しているユーフォルビア属シリーズ(?)の「クジャクマル綴化」です。
サボテン多肉の世界では「綴化」と書いて「せっか」と読みます。
生花では「石化」と書いて「せっか」というのですが、どちらも同じ意味です。
石化自体が有名ではないけれど、強いて言えば「石化ケイトウ」とか「石化柳」とかがあります。
私が言う「宇宙人」的要素を非常に持っている魅力的なヤツらです。
1種の植物なのに通常版とこのような変形版が存在する植物もあるという事です。


・・・という事で以前ご紹介した「クジャクマル」と同じ植物だけどバージョン違いなんですね。
別々に気に入って手に取ったのですが、同じ植物と知って「おもしろーい」と感激してセットで連れて帰ってきちゃいました。
↓コレね。通常版。


いわゆる「花屋」というのは切花が中心の店が多く、観葉植物や草花ならまだしも、こういった多肉サボテン類などは「サボテン」であり「多肉植物」であり、それ以上の何でもない!というお店がほとんどだと思います。
プライスカードにも植物の名前は「サボテン」とか「多肉植物」としか書いてないお店が多いのはそのあらわれです。
考えてみたら多肉サボテン諸君に失礼な話です。
実は私もその中の一人でしたが、インテリアとしても価値のある植物は多肉やサボテンの世界にもあるんだという事に最近気付きまして、勉強し始めたんですけどね。
お水をあげる頻度は他の植物より少ないですし、何より丈夫で育てやすいものが多いです。
もっと脚光を浴びても良いと思うのですが、イマイチ流通が少ないですね。
それだけに魅力的なのかも!


宇宙人的なものばかりをご紹介していますが、スタイリッシュでカッコイイ植物もたっくさんあります。
またそれは追い追いご紹介しますね。