雪美人
カサブランカを代表とするオリエンタルユリ(日本などアジアに自生する原種ユリを、交配、育種したもの。香り高いものが多いです)は、白とピンクがほとんど。
でも、数年前(いや、十数年前?)からイエロー系のオリエンタルユリが出てきました。
オリエンタルユリと言うと、他のユリより比較的日保ちが良い。
でも黄色はそうでもない?
という印象でした。
イエロー系オリエンタルのデビュー当初は。
最初に使った時の印象があまり良くなかったのでずっと使っていなかったのですが、久々に使ってみよう!と思ったのです。
なぜならば目に入ったこの黄色ユリ(なんと品種忘れ。仕入れ伝票には「ユリ」と書いてありました(^^;))は「雪美人」のユリだったから。
「雪美人」は新潟県魚沼の津南町というところの組合の方が作っているカサブランカなども含むユリのブランドです。(品種名ではありません)
なぜ「雪美人」だから買ったか?
一言で言うならば、
失敗が無いユリ。
と言ったところでしょうか。
ホントに期待を裏切らないですね。
何度もオリエンタルユリを使っていますが、交換時にこの状態を保てていたのは「雪美人」だからだろうなぁ。
他の産地との差は明確でした。
ちなみに最初に使ったイエロー系オリエンタルユリはどこの産地の物かわかりません。
第一印象って怖いですね(^^;)
イエロー系オリエンタルユリへの印象が変わった瞬間。
というより「雪美人さすが〜」と信頼を深めた瞬間。
ゆっくり咲いて、そして咲いてからも鑑賞期間が長く、つぼみは全て咲ききる。
そうでなければ、このような状態ではいられません。
私の手から離れてからも健気に良い仕事をしてくれていたのかと思うと、愛おしさすら感じてしまいました。
こうやって育てるには、様々な技術、経験、努力が必要なのは想像できます。
写真は散々飾った後で解体寸前。花粉とか型崩れとかツッコまないでくださいね(^^;)。
いえ。ユリが見事にがんばっていたので恥を忍んで公開です。
うーん。スバラシイ!
良い仕事を目の当たりにすると、刺激されますね。
私もがんばろう(*^^*)
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