包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

 ロフォミルタス

ロフォミルタス


包 kurumiのイメージカラーが茶色である事からも証明されていますが、私は茶色が大好きでございます。
茶色の花や葉を見ると使わずにはいられなくなります。


植物に関わらす、あまりに茶色に反応しますので「茶色好き」はシリーズ化の予感。
本日新たにカテゴリーを作ってみました(笑)
自分の茶色好きがどんなものなのか確認する為にも楽しみだったりして。


今日は「ロフォミルタス」のご紹介です。
実は以前、あまりにもロフォミルタスを頻繁に仕入れ担当に要求していたイガラシは「イガミルタス」と言われてた位…
ニュージーランドなどから輸入で入ってくる事が多く、要求をするものの入荷しない日ももちろんあり、仕入れ担当を泣かせていました。(ごめんなさい)


店内で今まであまり使われていた花材ではなかった為、最初はバカにされていましたが、私がしつこく使用していたら「ねぇ。イガミルタスさん、ロフォミルタス使っても良い?」と他のスタッフが言い寄ってくるようになりました。
「ほ、ほう。今更魅力に気付いたか?何本要るんだい?」とロフォミルタスを理解された嬉しい気持ちを抑えながら、分けてあげていました。

(注)意地悪で独占していた訳ではないですよ。
この話はブライダル専門の店にいた頃の話です。
自分の担当のお客様の花材を事前にリストアップし、仕入れ担当者に提出する事になっていましたので、基本的にリストアップした者に使用権があるのです。念のため…(笑)


まぁ、それ位魅力的なのです。
こうして単体の姿だけを見ていても「何が?」「どこが?」と思われるかもしれません。
それがですね、ピンクや赤、意外や意外、白などの花と合わせると、恐ろしく花が引き立つのですよ。
全体がトーンダウンしますので、クラシカルな大人っぽい雰囲気になるのです。
これぞ茶色マジック!


ロフォミルタスは葉が細かいのでウエディングブーケや小さなアレンジにも使える便利な葉っぱです。
私は季節を問わず使ってしまいますがオータムカラーでもありますので、これから訪れる秋にも大活躍するでしょうね。