包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

植物達

ふんわり花。その3「バラ・キーラ編」

母の日があった関係で間が空いてしまいましたが、実は「ふんわり花」の話は終わっていなかったんですねぇ(笑) 今回は久々のバラです。 バラの「ふんわり」の代表選手はイングリッシュローズではないでしょうか。 この「キーラ」は色も優しいから、より一層…

シャクヤク三昧

ものすごーく。 ご報告と御礼が遅くなりましたが・・・ 母の日にはたくさんのご注文をありがとうございました。 今年はシャクヤクを使う!と宣言するという包kurumiとしては異例?の受注でした。 自らが花材を指定して・・・しかも開花調整の難しいシャクヤ…

ふんわり花。その2「シャクヤク編」・・・母の日に使っちゃおうかな?いや使っちゃいます(*^^*)

やってまいりましたね。 シャクヤク(芍薬)の季節。 ふんわり花のくくりで、是非是非書きたかった花です。 フワッフワじゃありませんか! 当然のことながら、ワクワク、ソワソワしています(笑) このシャクヤクは品種がわからないのだけど、ツボミはピンクで…

ふんわり花。その1「ラナンキュラス編」

普段「ガツンとしたネイティブ系の植物が好き」と公言している包kurumiですが、ふんわりとした女性的な花も好きなんですよ。 ここ最近「ふんわり花」に魅かれ使う機会が多かったのでいくつかご紹介。 ・・・と思ったのですが、一気に書いたら長くなってしま…

アマリリスに夢中

クリスマスの頃も夢中になって使っていたアマリリス。 あの赤や白はクリスマス感を盛り上げてくれて、ロマンチックな気分にさせてくれました。 さて、季節は変わり暖かくなってきましたが、またアマリリスに夢中になっています。 あのクリスマスの頃のアマリ…

梨の花

前回、春の枝物をドバっと紹介しましたが、またもや・・・枝です(^^;) 続いちゃって何なんだよな。 と思いましたが、ちょっと変わったものを仕入れることができたので。 ・・・それは、梨(ナシ)の花。 梨は果実ではよく見るものの、花って知っている方は少…

書きそびれた枝物達(^^;)

今日は何の花の事について書こう?と思って写真を眺めていた。 2016年がやってきたのはついこの間。と思っていたけれど気付けば3か月も経過している。 こうして振り返ると、書くタイミングを逸した花がけっこうあるじゃないですか。 それなのに前回は鳥の事…

よこはま大さん橋フェスタ2016〜アレンジメント編〜

先日のよこはま大さん橋フェスタ2016では、包kurumiワークショップ内で一つだけですが大き目のアレンジメントを展示していました。 包kurumiは、普段は生け込みやイベントで花を生ける仕事をしています。 ・・・つまり、こちらが本職です(笑) 何をしている人…

アルストロメリア「スコーピオン」

前回のトルコキキョウもそうだけど、目まぐるしく「新種」っていうのが出てくる。 今回のアルストロメリア「スコーピオン」もその中のひとつ。 アルストロメリアって、イマイチあか抜けない。(あくまでも個人的な見解です) 複色のものがほとんどなのですが…

品種増えましたよねー。トルコキキョウって・・・

変なタイトルですが。 最近つくづく思うのです。ここ数年でトルコキキョウの品種がどーんと増えた気がするんです。 もう覚えられる気がしない(^^;) 昔は数えるほどしかなかった品種が、ん?今は何種類あるのだろう? 皆目見当もつきません。 今回も変わった…

チューリップ「ポリクローム」

春の最強アイテムと言えばチューリップ。 老若男女誰もが認めるポジションにある花だと思う。 でもチューリップの種類の多さと言ったらハンパない。 それだけに、変わったチューリップも多々あって「え?これチューリップなんですか?」と尋ねられることも珍…

男前バンダ

ワイルドでカッコイイ。そういった花は華やかさに欠けるものが多い。 ワイルドなものに華やかさは必要ないかもしれないのだけど、お祝いの場面などでは「んー少し華やかさを出したいなぁ」と思う事もあります。 花びららしきものがワイルドなものには少なく…

ネコヤナギ

春の訪れを告げる「ネコヤナギ」。 見ての通り、猫のしっぽみたいだから「ネコヤナギ」。 恥ずかしい話なのですが「ネコヤナギ」って、ちゃんとした名前のあるヤナギの通称とか愛称だと思っていました。 柳類には同じようなネコのしっぽみたいな花を咲かせる…

2016年あけましておめでとうございます!

さて新年第一弾。 今年は別な花でスタートを。 と思っていたのだけれど、やっぱりこの植物なってしまいました(笑) その名は菊(マム)。 だってお正月に出回る菊の物量と言ったらすんごいんですよ。 注文しなくてもステキマムがたくさん並ぶなんて夢のよう…

ウンリュウバイ(コウテンバイ)

包kurumiの今季の正月花材のイチオシは何と言っても「雲竜梅(ウンリュウバイ)」。別名「香篆梅(コウテンバイ)」。 市場に並んでいる枝にピンとくるものが無くて、インパクトがあって丈のある枝が欲しい。と仲卸さんに相談したところ、この雲竜梅を勧めら…

リューカデンドロン・プルモーサス

「plumosusプルモーサス」という名前は、色々な植物に付いているけれど(有名どころではアスパラとか、多肉類でも多々見かけます)、この写真の植物も「プルモーサス」。 こちらは「リューカデンドロン」という名前の植物のプルモーサスなんです。 (リュー…

生モミの木

モミの木ってクリスマスの代表的コニファー(針葉樹)。 でも実際、ホンモノのモミの木を見た事がある方って少ないんじゃないかな。と思います。 なぜなら、あまりお花屋さんに売っていないから。 あってもクリスマスリース用に使う、切り落とされた枝の一部…

「黒」の出番

ハロウィンって最近になって、日本でも急速に受け入れられるようになった気がします。 やっぱり、あのねずみさんがいる夢の国で、大々的にかわいらしく飾りつけたりパレードをしたりしているおかげでしょうか? 花業界でも、だいぶ前からおもちゃカボチャな…

豆柿

秋は実物(みもの)がふんだんにあってワクワクする。 実りの秋ですからねぇ。 写真は「豆柿」。 かわいい名前。 いわゆる食用の柿とは実のサイズがまったく違います。 直径が2cmもあるかないかの、小さな小さな柿なのです。 小さいので「柿なんです!」と言…

マム活躍中

秋でなくても使うのだけれど、やっぱり秋に使う頻度が高くなるのが「マム」。 紅葉してきた枝物や実物(みもの)と、合わせたくなるからです。 この黄金の組み合わせは「THE日本の秋」ですね。季節感がたっぷりと出ますから。 マムをアピールするには持って…

バラ「ピンクレース」

シルバーウィークの私の個人的な唯一の予定は友人の神崎桃子ちゃんのお家に遊びに行く事。 SNSを見ていると、海外へ行く人、ディズニーランドへ行く人、温泉へ行く人・・・それぞれが休日を満喫しているようだけど、混雑した場所が苦手な私にとって、気の知…

秋のアジサイ

秋になると、ウハウハしてしまいます。 気温が下がってくるので、花色に変化が起きるから。 落ち着いたこっくりとした色になってくるからです。 青々とした葉が紅葉していったり、バラなども夏とは別品種かと思うくらい深い色になるものもあります。 今回ウ…

南半球LOVE

美しいプロテアってなかなか会えない。 写真のマディバレッドなどの、φ20cmクラスの花を持つプロテアなんかは特に。 こう見えて結構デリケート。 花びらが固くてハリがあるし、重量もある。 それでも箱に無理矢理詰め込まれて南半球くんだりから旅してくる…

包kurumiとストレチア

包kurumiは、落ち着いた色合い、一言では言い表せない複雑な色合い・・・そのような色が大好物である。 と、何度となく書いてきたけれど、たまにはパッとした色合いを使う事がある。特に夏は。 例えばストレチア(ストレリチア)。 正直言いまして、何となく…

食べられませんよ〜

お盆が明けて、暑さが和らいで楽になってきたなぁ。と思いきや、ここ数日は夕方になると、ちょっと肌寒いくらいになってきましたね。 暑ければ暑いで「早く秋が来ないかなぁ」と思うけれど、涼しくなってくると「夏が終わってしまうのは名残惜しい」なんて思…

ギャップ萌え

ボールのようにまん丸と花を咲かせるアリウム。 市場で見つけた時、近くにいた仲卸さんに「この咲き方って合ってます?なんか間違っているコが多いですよね?」と尋ねると、「合ってます!(笑)そうなんですよー。嫌いじゃないですけどなんかヘンですよね」…

若者が出てました(笑)

私の大好物である「石化柳」(セッカヤナギ)は冬に旬を迎えます。 ・・・が、旬では無いこの夏でも彼らは成長しています。 新芽が出て、それらしい形に成形されている過程。 つまり大人になりきっていない若者の時期なんですね。 まだ若者ではありますが、…

バンクシア

暑い毎日が続いてますねぇ。 こう暑いと使いたくなる花「バンクシア」。(バンクシャーなどとも言います) まあ、使いたいから買おう!と買える花ではないんですけどね。 なかなか花市場には並ばないので、運が良い時しか買えない珍しい花の一つだと思います…

色白テラ

花を仕事にする前、アンスリュームはあまり好きではない花の一つでした。 赤くてギラっとした光沢は、造花っぽい・・・ そう。アンスリュームは「赤」しか知らなかったんです。あの頃。 でもアンスリュームには赤だけではなくて白やグリーン、そして私の大好…

黄色いアイツ

まぶしいくらいの黄色。 元気いっぱい。 顔は平面でのっぺりしている。 そんな花、私のキャラじゃないよ。 なんて言ってられない。 不動の人気を誇るその黄色いアイツは、花に携わる仕事をしている以上、避けては通れない。 そう。 ヒマワりの季節がやってま…