包日記

包kurumiフラワーデザイナー五十嵐のブログ

母の日のご注文ありがとうございました!

もう本当に月日がジェットコースターばりに過ぎていきます。
母の日からもう一週間も経ってしまったのですね。
御礼とご報告が遅くなりました。


今年は予告通り中曽根さんのトルコキキョウを使って使って使いまくる。という私にとっては夢のような母の日でした。
これも、ご注文いただいた皆様のおかげです。
ご注文いただけなかったら店舗がない一人花屋の包kurumiが、こんなに一気に中曽根さんのトルコキキョウに触れる事などできません。
楽しみながらお作りさせていただきました♪
心より感謝申し上げます!









母の日ギフトだけではなく生け込みにも使っていたのですが、やはり皆様から「これがトルコキキョウだとは!!(゚д゚)!」という驚きの声を多数お聞きしました。
生け込みは、先方様の営業時間外にお伺いすることがほとんどですが、たまに先方様のお客様と遭遇する事もあります。
そうすると、声をかけてくださるんですね。
数人のご年配のマダムからは「トルコキキョウって紫と白のお花じゃないの?」と聞かれました。
そうなんです。昔(とは言っても十数年前くらい)のトルコキキョウって白ベースでフチが紫の一重は大定番でしたもんね。
このトルコの写真をお見せしたいところですが、もはや手元にありません(^^;)
完全に姿を消したわけではないと思いますが、だいぶ見かけなくなりました。(ご興味があるかたは「トルコキキョウ パステルブルー」でググってみてください)


あの頃のイメージだと中曽根さんのトルコキキョウを見てびっくりされるのは当然だと思います。
数件でしたが、直接ギフトをお届けさせていただいたお母様方の反応も良く、やはり中曾根さんのパワーはスゴイなぁと改めて思いました。
お母さま方にもお楽しみいただけたのではないかなぁ。






では、今回お世話になった中曽根さんのトルコキキョウ達の画像をご覧ください。
個性たっぷりです!




花びらが詰まってフリンジが細かいですねぇ。           



天使のような純白で大輪。



発色が良くて鮮やかです。



母の日っぽいピンク。今回一番多く仕入れました。


 
こんもりとした立体感。すごい!


 
珍しい咲き方。これも大輪です。今回唯一手元に残った1本。



今回ギフトには使わず生け込みに使ったアンティークピンク。



たくさんのご注文をありがとうございました!(*^^*)


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お待たせしました!2017年母の日ギフト情報です!!

包kurumi2017年母の日ギフトは

あと  0個   ご注文可能です。

(2017年5月10日現在。この数は順次更新していきます。アレンジメントと花束の合計数です)

※5月14日までのお届け分は限定数に達した為、受付を早期終了させていただきました。
たくさんのご注文、お問い合わせをありがとうございました。



...................


※写真は中曽根トルコキキョウですが、この品種(色)を使うとは限りません。イメージです


いきなりご挨拶も無しで、母の日ギフト残数カウントダウンから始まりまして失礼します。
さていよいよ次の日曜日の5月14日(日)に、母の日がやってまいります。


今年はどんな花を使おうかなぁ・・・
なんて思いふけっているうちに気付けばあと一週間?!
大変お待たせしましたm(__)m


【2017年はトルコキキョウ!】

え?トルコキキョウ?
そんなのフツーじゃん。
・・・と思われた方が多いかもしれませんね。


いえいえ。
自分が胸を打たれた花をお母様方にもお見せできたらな。と包kurumiは常に思っています。


今年は中曽根さんのトルコキキョウを使おうと思います!
中曽根さんなんて気軽に呼んでいますが、知り合いでもなんでもなく、私が一方的に惚れこんでいるトルコキキョウの育種、生産をされている方。
包kurumiの片想いです(笑)


このブログでも何度か触れていまして、中曽根さんへの愛を綴っています(笑)
コレ→ 素晴らしいもの。劣悪なもの。 - 包日記


仲卸さんに何度も相談していたのですが、中曽根さんのトルコは入らないかも・・・と言われていました。
時期的に間に合わないかも?間に合ったとしてもまだ本数が切れないから入手困難かも?との事だったのです。


ないものねだりはよろしくないので次の手を考えていたのですが、手に入るかもしれないのならギリギリまで粘ってみよう。
と、ここまで粘っていたのですね(^^;)
もういい加減諦めようと思い他の花を注文しようとしたところで朗報が!
品種など指定はできないけれど、入荷するとの事なのです。
わー♡待った甲斐がありました。
品種が指定できなかろうと、中曽根さんの作るトルコキキョウはどれを取っても素晴らしいです。
それだけ信頼のおける方なのです。
何が入っても大丈夫〜(^^)/


ちなみに中曽根さんのトルコキキョウを使った時はお客様から「これは何の花?」と聞かれ「トルコキキョウです」と答えると「え?これが?」と驚かれる事は多々あります。
花びらのフチにギザギザとフリンジが入っているのですが、これが細かい。
そして大輪の八重咲き。
本当に美しい!
サブ花材として使われることが多いトルコキキョウですが、堂々としたその姿は主役に恥じない存在感です。
かつてのトルコキキョウのイメージを覆したのは、この方だと思っています。
実際に「中曽根ブランド」として確立されていて、他のトルコキキョウとは見た目もお値段も(笑)全然違います。


ということで当日どんな品種でどんな色が入るかによって合わせる花を選んでいきます。
内容はお任せいただきますが「それでも良いよ。中曽根さんのトルコキキョウでお母さまにうっとりとしてもらいたい!」と思っていただいた方、からのご注文を承ります。


料金、ご注文方法など詳しくは包kurumiホームページをご覧ください。
包kurumiホームページ 2017年母の日特設ページ


今年もご注文いただける残数を毎日カウントダウンします。
冒頭のカウントダウンがソレです。

あまり数はお作り出来ません・・・
量産ではなく、ひとつひとつ丁寧にお作りさせていただく為です。
仕入れから作成、梱包・・・諸々すべて一人でやっております故、ご理解お願い申し上げます。


今年もお母さま方に喜んでいただけたら嬉しいなぁ。
本年の母の日もよろしくお願い申し上げます!


※写真は中曽根トルコキキョウですが、この品種(色)を使うとは限りません。イメージです


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久々にバラ

ついブログには、その季節にしかない花の事を優先的に書いてしまいます。
ここの所、特にそうでしたよね。


つい一年中あるバラって書かずに後回しにしていました(^^;)
使っていなかった訳ではなくて、いえ、使わない訳がなくて・・・
ということで、バラの写真を撮りましたので何種類かご紹介。


「キャラメルアンティーク」
うーん・・・「キャラメルアンティーク」は前に書いたような。・・・と調べてみたらやっぱりありました。
2008年に書いてる。(2008-03-30 - 包日記
このブログ、年月だけは続けているのね。と、花とは関係のないところで物思いにふける(笑)
この頃にも書いているように、自分の為に飾りたくなるステキなバラです。
相変わらずステキ♪

  


ライラッククラシック」
紫系バラにはいつもうっとりとさせられます。
種類も増えましたねぇ。
おかげで包kurumiの紫系バラの使用頻度は他色に比べダントツ一位です。
この「ライラッククラシック」は初めて使いましたが、初めて会った気がしません(笑)

 


「テアトロ」
初めて見たバラ。
これ以上開く様子はありません。これが完成型なのでしょう。
春らしいピンクとユニークな形状がイースター用に良いかな?と選んだバラ。
大輪で迫力もあります。

 


「カタリナ」
こちらも前にご紹介したことがあるバラですが、いつ見ても可愛らしいバラ。
この開き方にいつも悩殺されてしまうんですねー(笑)
たまにスタンダードタイプ(一本に一輪)で出ているのを見かけますが、スプレータイプ(一本に複数の花を持つ)で出る事の方が多いと思います。
このまぶしい黄色。うってつけなので、やはりイースターに使いました。



「ヴァニティルージュ」
こちらも初めて使いました。
写真で見るとフツーの赤バラですよね。
ところがどっこい、フツーではありません。
國枝バラ園さんの巨大輪バラシリーズです。
玉子のLサイズより大きいです!
茎もしっかりしていて枝切用のハサミで切っちゃおうかしら?と思うくらい。
このサイズのバラは輸入物で見かけるけれど、日保ちを考えると不安で買えなかった・・・
日本で作ってくれてありがとうございます!なバラです。
これ以上咲くバラかどうかは今現在わかりませんが、咲いたら嬉しいな。



あまりにも「ヴァニティルージュ」が大きいので、せっかく同時期に仕入れたバラなので手元に残ったバラ達を並べて大きさ比較をしてみました。


左からキャラメルアンティーク、テアトロ、ヴァニティルージュ。
おぉ!ヴァニティルージュはやっぱりでかい!


「ヴァニティルージュ」のような巨大輪は横顔を見せたい花束や、スタンド花のような大きなデザインのものに向いていると思います。
迫力が出ますからね。
「キャラメルアンティーク」は大きく開き、その姿が可憐でまた美しい。
作りたいアレンジや用途によって大きさも程よいものを選びたいところ。



あぁ。バラってステキ。
文字通り花形的存在です。


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ヤトロファ「ポダグリカ」


たまーに見かける植物。
こんな植物がある。と認識はしていましたが実際に使ったのは初めてでした。
その名はヤトロファ「ポダグリカ」。


珊瑚みたい。
誰もがそう思う「ポダグリカ」は別名があって「珊瑚油桐」サンゴアブラギリ


「アブラギリ」って何?・・・と調べてみると
種から油が取れる種類があって、葉は桐に似ている。
・・・だそうです。


つまり「サンゴみたいなアブラギリ」って事なんですね。








本当はかわいい花を咲かせるようで、ところどころにあるマッチ棒の先端のような部分がつぼみなのかしら?


でも、この燃えるような赤い茎の方が面白い。
・・・と思われているのだと推測しますが、私は花を見た事がなく、この赤い茎に緑の種?がくっついているものしか見た事がありません(^^;)


いずれにしても切り花では、茎がメインの植物。(切り花は写真の部分だけが売られていますが、これはあくまでも花の部分で本体は徳利のような愛らしい形をしていて鉢植えでも出回っているようですよ)







ちょっと暗い写真ですが・・・
ご注文いただいたお祝用のアレンジメントに使用してみました。
ど真ん中に(笑)


このまぶしい赤でこの形状。
私には使う機会が無いのでは?と思っていましたが、使ってみたら意外に面白いかも。
お祝いっぽい色でもありますし。


テーマは「大人トロピカル風」(笑)
完全に日本語がおかしいですね。
お客様とどんなアレンジにするかとご相談している時、言葉で伝えようとしたらこんな表現に落ち着きました(^^;)


「風」というのは柳やバラを使ったりしてますし厳密なトロピカルではないので。
色や雰囲気を楽しんでいただければなぁ。と思います。



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桜は日本人である我々にとって、特に愛でる花ですよね。
桜は咲き、散る姿までもが美しい。
ひらひらと右へ左へと向きを変えながら時間をかけて地上に到達する。
生け込みにバンバン使っていて、みなさんお掃除が大変でしょうが、それでも本当に喜んでくださっています。


包kurumiは横浜を拠点に活動しています。
なので桜は横浜から近い東京の開花が宣言される少し前から使うようにしています。
待ちに待った春は桜の花を見た時に感じるもの。
その感動を街やテレビで見るよりもちょっぴり先取って味わってもらいたいので。


春は日々目まぐるしく気温が変わるので開花のタイミングを予想するのは難しいのですが、天気予報や公園の桜を見ながら今年はこの週で!と使用する日を決めます。
実は桜は、花市場には年末からチラホラと出始めています。
横目で見ながら、使いたい気持ちをグッとこらえているんですよ。
ところが今年はどこよりも先に東京の開花が宣言されてしまいましたね(^^;)
思いの外、早っ!
何とかギリギリ宣言前に間に合って良かったです。


さて、そんなこんなで翻弄されながらも楽しませてくれている桜達をご紹介。


切り花の桜では大定番の「啓翁桜」

 

一つ一つの花は小さいけれど、花数は多く賑やかに咲きます。
ほんのり桜色。


そしてこちらは「陽光」

 

啓翁に比べると花が大きいです。
具体的には、啓翁の花径が約2cmに対して陽光は約4cm。
パカッと開くので略した桜の絵のような形で愛らしいです。(変な例えですみません(^^;)
色も濃い目なので見応えがあります。
冒頭の生け込み写真も「陽光」です。



で、これは初めて使った「雅」(ミヤビ)

 

仲卸さんに品種お任せ注文したおかげでGETできました。嬉しい♪
だって色んな桜があるのに、同じ桜ばかり使っていたらもったいない!でも今どんな桜が入手できるのかわからない・・・
そういう時は、仲卸さんにお任せした方がちょっと変わったものを入れてもらえる事もあるのです。
調べてみたら「雅」は比較的新しい品種なんですね。
現在の皇太子様のご成婚時に記念して雅子様の「雅」から命名されたようです。
色は陽光と同じか、それ以上か?の濃い色。
花径は啓翁と同じくらいで約2cm。
花数は啓翁と陽光の中間くらいでしょうか?


桜はまだまだたくさんあります。
切り花になって出荷される品種はそう多くはないですが、「雅」のように定番以外にポロッと出てくる品種もあります。
また種類を変えて、皆様に楽しんでいただこうと思っています。


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ラナンキュラスに浮かれていました・・・


更新に時間があいてしまいましたが、その間はラナンキュラスに浮かれていました。
ラナンキュラスがピークを迎えているのです。


ギュッとしたものもカワイイし、ふんわりと優しく開くものも美しい。
ラナンキュラスは春の花の中でも注目したい花の一つです。



こんなにラナンキュラスがステキだと感じるようになったのは、近年、種類がどーんと増えたからだと思います。




一枚目のアレンジにも使っている大輪咲き。(もっと大きい輪もあります。比較対象にお見苦しい手も入れて撮りました(^^;)こちらは花径約12cm)


楽しい配色だったり・・・


ステキ複色だったり・・・(ミグノン)



その他にも個性色々。



マルヴァ


シレン


セロン


シャルロット(これも大きい!花径約13cm)


いくつか個性的なものをチョイスしましたが、まだまだあります。
とにかく色も咲き方も大きさも存分に選べる。
なんてシアワセなんだろう。
でもこうして贅沢に選べるのも今のうち。
ピークの今を逃すと種類は減りますから。
今しかないのだから浮かれたって良いよね?と思う包kurumiなのでした(^^;)


私が浮かれていられるのは、こういった素晴らしいラナンキュラスの作り手の皆様や、それを取り扱う仲卸さん、使わせていただけるご理解のあるお取り引先様、お客様・・・すべての関わってくださっている皆様のおかげだなぁ。
としみじみ思います。
感謝!


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アネモネ「フキツメザキ?」


前回に引き続きアネモネ
今回は「フキツメザキ」。
実はこんなアネモネがあるって知りませんでした。
市場では当然ツボミで売られていますし、この赤はアネモネの代表的な普通の赤。
一見、何の変哲のない普通のアネモネに見えます。
でも「フキツメザキ」とわざわざ書いてあるってことは、普通ではないアネモネってこと?
カタカナで書いてあるし「何だこりゃ?」となったわけです。


思わず「これはいったい何者ですか?」と尋ねたところ、「ホントかわいいんですよ!言葉では説明しにくい・・・花びらの中も開くんです!希少なんです!」と熱く語ってくれました。
見てみないとわからなそうだし、これだけ説明してもらったし、とりあえず買ってみることにしました。(お忙しいところご説明ありがとうございました!)
何者かよくわからないので、今回は観察の為という事で。


で、購入当日。
花びらの中に秘密が隠されているようなので、アップで撮ってみました。
うーん・・・まだよくわからん。


そして翌日。
一輪だけ開いてきましたよ。



あぁ、こういう事だったんですね。
うっすら説明で想像つきましたが、納得しました。
アネモネに見えない。
おもしろーい!


で、調べてみました。
「フキツメザキ」とは「吹き詰め咲き」と書くようで、花びらの中の細かな雄しべが花びら化したもの。
新しい品種かと思いきや、原種に近いそうです。


そしてさらに数日。
弱々しく見えましたが、意外にも丈夫。
日保ちは3〜4日くらいかな?と推定していましたが、花姿は少々乱れてきたとはいえ10日経った今でも散らずにシャキーンとしています。
置いてある部屋は暖房を使わないので、常に気温が10度以下という事もあると思いますが。
でもこれなら生け込みでも使えるかも。
希少とのことですので、また出会う事が出来たなら・・・ですが(^^;)


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